スタンリー・タレンタイン(ts) Look out

スタンリー・タレンタインはマイナーなのかいまいち手に入りにくいのが難点ですが、このアルバムは比較的手に入りやすいアルバムです。
なんというかこの人のテナーは元気に吹いてもバラードなんかを吹いても、「あー、テナーサックスってこんな感じ」と初心者のワタクシが漠然と抱いていたジャズ、特にテナーサックスのイメージに非常に近いのです。
なんかコルトレーンのballadでm似たようなことを書きましたが、ちょっとタイプは違いますが。
テナーサックスの好きな方にはぜひ聞いていただきたい1枚です。
1曲目は元気よく始まりますが、しっとり聞かせるスローなナンバーもあり、どちらも良し。
BLUEHOURはしっとり系オンリーでしたが、こっちもいいですよー

スタンリー・タレンタイン(ts) Blue Hour(1961)

BLUEほげほげとかなんちゃらBLUEとかブルーのつくアルバムがやたらに多いjazzアルバムですが、こいつは極め付きにブルーです。スタンリー・タレンタインと3サウンズのカルテット。

若干入手困難なのが玉に瑕ですが、これは聞く価値あり。

スタンリー・タレンタインじゃなきゃこうはいくまい。

哀愁を帯びたというのが一番適切な表現じゃなかろうか。

スタンリー・タレンタインはいまいちメジャーじゃないですが、わたくしは大好きなミュージシャンです。

一般の名盤紹介サイトあるいは書籍にはあまりお勧めしていないこのアルバム。

だまされたと思って聞いてみてください。絶対おすすめです。

 

ソニー・ロリンズ(ts) Work Time(1955)

小気味いいThere’s No Business like Show Businessから始まるこのアルバム。
この曲はミュージカル映画の曲だそうです。
これもまたソニー・ロリンズらしいいいアルバムです。
なんちゅうかこうコルトレーンを真面目な感じとするとソニー・ロリンズはもう自由奔放という感じがしますね。いや別にロリンズが不真面目といってるわけではないですが。陰と陽というか。
リズムセクションの定速ビートのなかで同じペースで進むっていうより微妙にタメがあったりして。
なんかこう自由に演奏してるって感じ。
私は割と暗めのジャズを好むのですが、このアルバムはサキソフォン・コロッサス同様軽快な曲が多くて聞きやすいです。
明るめのジャズが好きな方にお勧め。

Sonny Rollins(ts)

Ray Bryant(p)

George Morrow(b)

Max Roach(ds)

 

ソニー・ロリンズ(ts) Saxophone Colossus(1956)

トンストストトン、トンストストトンというドラムで始まり、ソニー・ロリンズの軽快なサックスが入るとまるでそこはカリブ海。
行ったことないけど。
曲名のSt.Thomasはカリブ海のセント・トーマス島だと思いますが、見事に表現していると思いますね。いや、行ったことないけどイメージです。イメージ。
このアルバムはソニー・ロリンズの代表作と言っても問題ありますまい。
通は「サキコロ」で通じるらしい。
ソニー・ロリンズを聴くならまずはこの1枚をお勧めします。
ワタシもjazz聴き始めたころ、ソニー・ロリンズの名前は知っていたものの、さてなにから聴いたものやら・・と迷った挙句、最初に選んだのはこれでした。
なんかこうソニー・ロリンズというと自由奔放な感じがします。もうアドリブ感満載な感じ。
テナーサックスを聴いてみようと思うとロリンズには必ず行きつくと思いますが、その最初の1枚にはぜひどうぞ。

Sonny Rollins(ts)

Tommy Flanagan(p)

Doug Watkins(b)

Max Roach(ds)

 

ソニー・クラーク(p) Cool Struttin'(1958)

このアルバムは日本では絶大な人気を誇るアルバムだったようです。
パララ、パララーとアート・ファーマーのトランペットで始まるタイトル曲は超有名。
またこのBLUENOTEらしいすんばらしいデザインのジャケットがまた有名です。
これはダウンロードではなくジャケット込みのCDで買ってほしい。
今でも中古レコード屋にいくと必ずや1枚や2枚は売ってます。ということは当時いかに売れたかわかりますね。
でもソニー・クラークは本国アメリカではマイナーすぎていまいち知名度は低かったらしいです。
そのマイナーテイストが日本人には受けたのかも。
タイトル曲のCool Struttin’もいいですが、マイナーなソニー・クラークのその名もBlue Minorもいいです。
ピアニストのリーダーアルバムですが、トランペットのアート・ファーマーの好きな方にも楽しんでもらえるんじゃないでしょうか。
1曲目はちょっとソニー・クラークの影が薄い気がしないでもない。2曲目以降ではではピアノソロも結構ありです。
自分はソニー・クラークのピアノソロがもっと聞きたい!って人には同じくBLUENOTEのSonny Clark Trioっていうピアノトリオのアルバムもあるのでそっちも聴いてみてはいかがでしょう。
なにはともあれ、BLUENOTE聴くなら外せない一枚です。

Art Farmer(tp)

Jackie McLean(as)

Sonny Clark(p)

Paul Chambers(b)

Philie Joe Jones(ds)

 

レッド・ガーランド  Groovy(1958)

Groovyと言えば1曲目C Jam Bluesでしょう。レッド・ガーランドは一時期マイルス・デイヴィスのサイドも務めたことのあるピアニストですが、なかなかに軽快なピアノを聞かせてくれます。C Jam Blues。まさにGroovy。
#Groovyってあえて訳せば「ノリのいい」って感じですかね。
リーダーのレッド・ガーランドの軽快なピアノがイイのはもちろんですが、結構ベースソロもいい。
曲名はBluesですが軽快な演奏から始まります。なんかこうコロコロした感じのピアノですね。(読者に伝わるのか?「コロコロした感じで」)
2曲目Gone Againは一転してしっとりと聴かせます。これはこれでまた違った趣でイイ。
3曲ではWill You Still Be Mine?ではまたまた一転速いペースで弾きまくります。
あまりピアニストのリーダーアルバムましてやピアノトリオは買わないワタクシですが、まだジャズを聴き始めて間もないころに某ジャズ入門書で紹介されていたので買ってみたところ気に入りまして、ここでのご紹介と相成ったわけです。
実は初めて買ったピアノトリオです。
ピアノジャズが好きな方、特に軽快なピアノが好きな方にお勧めです。

Red Garland(p)

Paul Chambers(b)

Art Tailor(ds)

 

ミルト・ジャクソン(vb)/ウェス・モンゴメリ Bags Meets Wes!(1961)

タイトル通りミルト・ジャクソンとウェス・モンゴメリのアルバム。
1曲目S.K.Jから始まるわけですが、この曲はなんかウェスっぽい曲だなーと思ったら以外にも作曲はミルト・ジャクソンでした。。。
そういえばウェス・モンゴメリは「Far Wes」あたりでもヴィブラフォン入っていて、相性いいのかも。
ウェス・モンゴメリの温かみのある音色とクールなミルト・ジャクソンのヴァイブがマッチしてます。
ウェス・モンゴメリのギターもミルト・ジャクソンのヴァイヴもそれぞれ存在感がありながら、
曲としては良くまとまっている。1粒で2度おいしい的なアルバムです。ウェス・モンゴメリのビッグネームと共演ってけっこうありますが、これはいいアルバムですね。
ウェス・モンゴメリとウィントン・ケリーのアルバムと同じくらいいいかも。
StairWay to the Starsあたりの落ち着いた感じがイイですね。
ウェス・モンゴメリの好きな方、Mr.ソウル、ミルト・ジャクソンの好きな方も満足のアルバムだと思います。
ただワタクシの購入したCDはやたらにボーナストラックで別テイク入っていて、こういうことしないでオリジナルのまま出して欲しかったなーと思います。これはCD盤全般に言えることですが・・・

Milt Jackson(vib)

Wes Montgomery(g)

Wynton Kelly(p)

Sam Jones(b)

Philie Joe Jones(ds)

 

ミルト・ジャクソン(vb)/ジョン・コルトレーン(ts) Bags & Trane(1959)

タイトルのBagsはミルト・ジャクソン、Traneはコルトレーンのニックネームです。
というわけでミルト・ジャクソンとジョン・コルトレーンのアルバムです。
ミルト・ジャクソンのクールなビブラフォンの音色とコルトレーンの重めなテナーのバランスがいい感じ。
冒頭2曲はわりとアップテンポな感じで始まり、3曲目タイトル曲のBags&Traneはしっとりと聞かせます。
こういうの好きだなぁ。
4曲目Three Little Wordsは一転してアップテンポ。ヴィブラフォンでこんな激しい演奏って
あんまり聞いたことないかも。
The Night We Called it a Dayではコルトレーンの伸びやかなソロが聴けます。
忘れちゃいけない脇を固めるPaul ChembersのベースやHank Jonesのピアノも結構聴きどころ。
Dizzy Galespie作曲のバラード Be Bopもいいっす。わたくし的にはヴィブラフォンはアップテンポな曲よりも
バラードみたいなスローな曲があっているような気がします。
CDのみのボーナストラック Blue Legacyもいいですね。どうもわたくし的にはBlueってついちゃうだけでついつい手が出ちゃう。
このアルバムにはボーナストラック3曲入ってますが、それ考えたらLPじゃなくてCDの方がいいんじゃなかろうか。
CD盤には無理やりボーナストラックでALternate Take入れまくってうんざりするアルバムも多数見受けられますが
このボーナストラックはお得な気がしますね。
ミルト・ジャクソンのヴァイブが好きな方もコルトレーンファンも楽しめる一枚じゃないでしょうか。

Milt Jackson(vb)
John Coltrane(ts)
Hank Jones(p)
Paul Chembers(b)
Connie Kay(ds)

マイルス・デイヴィス(tp) BAG’S GROOVE(1954)

ミルト・ジャクソンのヴィブラフォンが入ったタイトル曲BAGS’ GROOVEが良いです。
ちなみにBAGSは作曲者ミルト・ジャクソンのニックネーム。
ヴィブラフォンが入ると涼しげな音色なんだけど、なんちゅうのかクールですよね。
でもなんかソウルフルでもある。
マイルスのかすれトランペットとの対比が絶妙です。
BAGS’ GROOVEはTake1,2と2曲続きます。
Gershwin作曲の But Not For Me,
Sonny Rollins作曲のAiregin,Oleo,Doxyとスタンダードと言ってよいなじみのある曲が続きます。
若き日のRollinsのテナー・ソロも楽しめます。
曲がスタンダード中心で割とどなたでも楽しめると思います。
よくまとまった1枚です。これからJAZZを聴こうという方の最初の1枚にもお勧め。

Miles Davis(tp)
Sonny Rollins(ts)
Milt Jackson(Vb)
Horace Silver(p)
Thelonious Monk(p)
Percy Heath(b)
kenny Clarke(ds)

マイルス・デイヴィス(tp) Steamin'(1956)

これもING四部作の一枚。
1曲目「飾りのついた四輪馬車」とかいいと思うんですよね。
他にもSomething I dreamed last night、Dian、When I Fall in Loveとかとか
全部いい!と思うわけです。
ていうか早い話がこの四部作、どれをとってもハズレ無しだと思うのです。
あとは各自のお好みですね。
もちろんすべての曲がお気に召すとは思いませんが、マイルスがイイと思ったら是非この4枚は聴いてほしいですね。
しかしCookin’ Workin’ Relaxin’はわかるがSteamin’ ってどういう意味なんだろう。蒸気??

Miles Davis(tp)
John Coltrane(ts)
Red Garland(p)
Paul Chembers(b)
Philly joe jones(ds)